和名「紫水晶」の名の通り紫色の水晶です。
高貴な色を表す紫色の霊性の高い天然石とされ、キリスト教など宗教儀式で身につけるものとして大切にされてきました。
ギリシャ神話の話に、バッカス(酒の神)が酒に酔って、今から最初に会った人を猛獣(ピューマ)に襲わせようと企てました。そこへ通りかかったのが月の女神の女官「アメジスト」でした。そして今にも猛獣が襲いかからんという瞬間に、この惨事に気付いた月の女神がアメジストを一瞬にして純白の水晶に変えました。その後、酔いから醒めたバッカスは罪を反省し、この水晶にぶどう酒を注いだところ、たちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫石「アメジスト」になったという伝説があります。語源になったギリシャ語の「amethystos」は‘’酒に酔わない‘’という意味を持ち、お酒だけでなく人生の悪酔いからも身を守ってくれるという言い伝えがあります。
多くの人に愛されてきたアメジストは別名「愛の守護石」と呼ばれるように恋人、家族、友人達との絆を深め、真実の愛を守るパワーを与えてくれます。「素敵な恋人を引き寄せる石」と言われる一方「高まり過ぎた情熱を静かに冷ます石」と言われ、恋愛成就に大きくサポートしてくれるパワーストーンだといえます。
ストレスで疲れている人には癒しのパワーが、興奮状態の人には心を落ち着かせ、持つ人の心身を上手に調節してくれるようです。
神経を癒し、心地良い安眠をもたらせてくれるとされているので不眠の方にもお勧めです。
「酔わない」意味から、直感力、判断力、を高めるパワーがあるとも言われています。
紫色は霊性が特に高いと言われており、第6感を高めて身を守る効果もあります。
- 恋愛を成就させたい時
- 心配、恐れ、トラウマから解消されたい時
- 精神を安定させたい時
- 直観力を磨きたい時
- ストレスを和らげ、心を癒したい時
- 安眠を願う時
- 仕事運を向上させたい時
- インスピレーションを高めたい時
石の色 | 紫色、薄紫色 |
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モース硬度 | 7 |
産地 | ブラジル、ウルグアイ、インド、ロシア、南アフリカ、メキシコ、アメリカ、スリランカ、韓国、北朝鮮、ジンバブエ、タンザニア、ケニア、マダガスカル、ウガンダ、カナダ |
浄化方法 | 退色の恐れがあるので太陽光× 他の浄化方法○ >浄化のページ |