美しい黄緑色が特徴で、和名「かんらん石」と呼ばれています。
エジプトにおけるペリドットの採掘は、日光に溶け込み見えにくい昼間でなく、夜間に行われていたそうです。
数多くの勇者達が、夜に現れる毒蛇と戦いながら、このペリドットを求めて止まなかったそうです。夜の闇に浮かび上がるその姿を「イブニング・エメラルド」と賞賛したローマ人達は、十字軍の遠征の際この神秘の石を手に入れました。
ローマ人はたいそうこの石を好み、教会や聖堂に飾られることになります。
200カラットを越す巨大なペリドットが、ケルン大聖堂にある3つの聖堂を今でも飾っています。闇夜を打ち払い、光を照らす石と呼ばれており、悪魔を追い払う力があると言われ、護符として身につけられていました。火山の噴火石あや隕石と同じ成分をしているので、「太陽の石」として珍重されてきました。
見た目の明るさだけでなく、もつ人の心を照らし続ける とても明るい石です。
火山の噴火や宇宙からの宇宙の隕石と同じ成分を持つペリドットは、古代より「太陽の化身=太陽の石」と言われ、闇夜でも光り輝くことから、どんな暗闇の中にいても負けることなく闇から脱し、マイナスエネルギーから身を守ってくれるといいます。
太陽の日差しのような明るさを与えてくれるので、憂鬱な気分を追い払い、ポジティブに物事を考え、恐怖心を追い払う手助けをしてくれます。
見ているだけで前向きになれる石です。
太陽のような自分を、自己肯定できるようになり、社交性やリーダーシップ、魅力、信頼度を向上させてくれるので、人間関係にも大いにプラスに影響を及ぼしてくれることでしょう。人と人との仕事の方にお勧めです。
優しすぎる心はときにはもろく、恐怖が席巻してしまうこともあります。
そんなとき、強烈に心を光で照らし、太陽のように温めてくれます。
邪悪なものを跳ね返して、深い知恵と分別を与えてくれます。
また夫婦融合の石とも呼ばれ、お揃いで持つといつまでも幸せでいられるとも言われています。また金と一緒に持つと、魔除け力がアップするといわれています。
- マイナス思考からなかなか脱しない時
- 怒りを捨てられない時
- 社交性を高めたい時
- リーダーシップを求められている時
- 思い悩む日々が続き心が弱っている時
- 変わらぬ夫婦愛を
- 人間関係を良くしたい時
- ストレスの軽減
- 食欲不振の時
石の色 | 黄緑色、緑色、褐緑色 |
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モース硬度 | 6.5~7 |
産地 | アメリカ、中国、ミャンマー、パキスタン、メキシコ、オーストラリア、ノルウェー、ブラジル、ケニア、フィンランド、ロシア |
浄化方法 | すべての浄化方法で○ >浄化のページ |